【コラム】言葉の教育の大切さ
2022年9月21日
「内言」と「外言」
言葉には「内言」と「外言」という2つの定義があります。
内言とは、声に出さず、頭の中で思考する時に使う言葉。
外言とは、声に出して、他者との情報伝達やコミュニケーションに使う言葉。
深く思考し、ものごとを理解するには内言が必要ですし、思いや考えを表現し、コミュニケーションを取るには外言が必要です。
子供たちのこれからの人生で必要となるあらゆる力のベースになるのが言葉なのです。
英語教育やプログラミング教育といった、これからの時代に必要な新たな教育ももちろん必要ですが、それらを学ぶにも言葉の力が欠かせません。
言葉の臨界期にたくさんの言葉のシャワーを
特定の分野ごとに脳の神経回路が集中的に形成される臨界期というものがあります。
音感や運動神経など、それぞれの分野で臨界期と呼ばれる時期がありますが、言語の臨界期は0歳~9歳だと言われています。
言葉の学習をする上では最適期ともいえる幼少期に、シャワーのようにたくさんの言葉を子供たちにかけてあげることが重要だと、私たちは考えております。
普段の言葉掛けで十分?
あえて言葉の教育に取り組まなくとも、普段の言葉掛けで十分なのではないか、と思われるかもしれません。
もちろん、言葉掛けは大切です。しかし、日常会話やテレビ鑑賞から得られる言葉は口語(話し言葉)が中心ですし、語彙にも偏りがあります。
サントレでは、普段触れることのできない文学的表現や詩的表現が豊富にあります。聞き慣れない言葉も、子供たちは楽しく吸収していきます。
毎日楽しみながら様々な言葉に触れることで、サントレでは約3,000語を習得することができます。
なぜ言葉の教育が大切なのかについては、こちらのページでも説明していますので、是非ご覧ください。
https://santore.jp/about/