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【コラム】お友達に名前を呼んでもらう喜び

2023年3月27日 レポート

サントレではプログラムの一番初めに、名前カードを使用して出席を取ります。

名前カードに書かれたお名前は、漢字をひらがなにせず、そのまま漢字で書かれています。

 

年度の最初の頃は、先生が名前カードを掲出しながら名前を呼び、呼ばれた子がお返事をします。毎日繰り返していくと、子供たちは徐々にクラスのお友達の名前を覚えていきます。

慣れてくると、先生は名前カードを掲出するだけで、子供たちがその子の名前を呼んでくれます。

 

「お友達の名前も読めるようになった」

「みんなが私の名前を呼んでくれる」

呼ぶ方も呼ばれる方も嬉しい気持ちになります。

 

クラスのみんなから名前を呼んでもらうことで、

「僕はここにいていいんだ」

というように居場所を確認できて、安心感を得られる時間です。

 

名前を呼んでもらう

また、サントレで使用する絵本の記名欄は、名前を漢字で書いていただいています。子供たちは漢字でもお友達の名前が読めるようになると、それを見て絵本を配ることができるようになります。

 

子供たちは先生やお友達の名前に含まれる文字に興味津々のようです。

街中で、「あ、大翔くんの『大』の字だ!」と、同じ漢字を見つける子や、大好きな先生の名前を漢字で書くのが好きな子など、導入園の先生や保護者の方から微笑ましいご報告をいただいています。

大好きなお友達や先生の名前の漢字だからこそ、より一層興味を持てるのかもしれませんね。

雲雲
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風船