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【コラム】絵本を深く味わうための「読んだ後の会話」とは

2022年9月29日 レポート

 

「絵本を読んだ後、どんなお話をしていますか?」

 

ご家庭でも園でも、子供たちと絵本を読む機会は多いと思います。
絵本をただ読むだけでなく、お話を振り返ることもとても大切です。

では、どのように振り返りを行えばいいのでしょうか?
「このお話はどんなお話だった?」と漠然と聞いただけでは「たのしかった」「面白かった」といった感想しか、子供たちから引き出せないでしょう。
もちろん、そのような気持ちを持つことも大切ですが、より深く絵本の世界を味わうのであれば少し具体的な質問をしてみましょう。

 

絵本を深く味わうための質問

 

絵本を読んだ後、登場人物やストーリーについての具体的な質問をしてみてください。
「最初に出てきたのは誰だっけ?」
「うさぎさんが困っていたね。どうしてだった?」
「こんな時、〇〇ちゃんだったらどうする?」
このような具体的な質問ですと、子供たちも回答がしやすいです。

是非、何気ない会話の中で、絵本の世界を探検してみてください。
低年齢児のお子様の場合には、絵本を見ながらお話することで、より物語を思い出しやすくなりますよ。

親子の絵本読み聞かせ

 

 

サントレの絵本の活用方法

 

サントレでは、毎月1冊の絵本を、クラスのお友達みんなで声に出して読みます。1ヶ月経つ頃には、一人で絵本が読める子、絵本がなくても暗唱できる子も出てきます。その月の題材が終了すると、絵本はご家庭にお持ち帰りいただきます。

ご家庭でも、先ほど書いたような「物語を深く味わうための会話」をしてみてください。

他にも、句点(。)で読み手を交代しながら順番に絵本を読んでいく、「丸読み」もおすすめです。“最後の1文を読んだ人が勝ち”といったルールを設け、ゲーム性を持たせると、子供たちはより楽しめますよ。

うかれバイオリン

雲雲
雲雲
風船