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【コラム】毎朝の瞑想で「静」の時間を作る

2022年9月20日 レポート

サントレでは出席を取った後に、「瞑想」をする時間があります。

「子供が瞑想?!」とびっくりする方もいらっしゃるかもしれませんね。
一般的な瞑想と、サントレで行う瞑想のねらいは少し違います。


サントレの瞑想

サントレの瞑想のねらいは
① 良い姿勢を身につける
② 自律心を身につける
③ 子供と1対1で触れ合い、愛情を伝える
というところにあります。

サントレの瞑想は、以下の流れで行います。
まず、姿勢を正して椅子に座り、目を閉じます。
子供たちが目を閉じると、美しいクラシック音楽が流れてきます。
音楽が流れている間、子供たちは静かに目を閉じています。
担任の先生は、座っている子供たちを一人ずつ回り、肩や背中をタッチングしながら、その子の耳元で、1日を楽しく過ごせるような言葉を優しく語りかけます。
先生が全員を周り終わった後、子供たちに目を開けるように促します。

瞑想

 

瞑想で得られるもの

クラシック音楽を聴きながら数分間お話をせずに目を閉じるという、ほんの少しの我慢を繰り返しながら、姿勢を正す習慣をつけ、自律心を養います。

瞑想の時間を毎朝過ごすことで
「集中力がついた」
「姿勢が良くなった」
「『静』と『動』の切り替えが上手くできるようになった」
というお声をいただいています。

また、子供たちは先生からの優しいタッチングと言葉掛けで安心感を得ることができます。普段の保育では、子供と先生が一対一になる時間はなかなかとれません。瞑想の時間は、子供が先生を少しの間でも独り占めできる時間。子供たちは先生に優しく言葉をかけてもらい、とっても嬉しそうです。

 

「静」と「動」どちらも大事

元気いっぱい遊ぶ「動」の時間は、幼少期の子供たちにとって大変重要なものです。
しかし、「動」の時間とともに、心を静める「静」の時間もまた、子供たちには必要ではないでしょうか。
朝の瞑想の時間で「静」の時間を作ることで、クラス全体が落ち着いたり、次の活動が行いやすくなったりと、他の活動にも役立っているようです。

瞑想

雲雲
雲雲
風船