【コラム】声に出して読む　音読の大切さ

2022年9月15日

サントレでは絵本や諺、俳句、漢詩、漢文、詩などを声に出して読みます。

同じ言葉の繰り返しや五七五調の独特なリズムなどは、声に出して読むとまるで音楽のよう。あるサントレ導入園では、お散歩中に自然と子供たちが俳句を口ずさんでいるそうです。楽しそうですね。

また、クラスのお友達で声を揃えて読むことで、クラスの一体感が高まるという変化も見られます。

 

群読への発展

 
皆が同じ文を一斉に読む「斉読」ができるようになったら、一人ひとりの出番や隊列などを工夫し、ソロ、アンサンブル、コーラスなどの組み合わせで表現する「群読」へと発展させることができます。

サントレでは毎年、群読作品を募集するコンクールを開催しています。応募作品からは、核となる言葉の強調や繰り返し、劇あそびのような台詞の表現など、元気よく楽しく取り組んでいただいている様子が伝わってきます。サントレ導入園の皆様は、子供たちが日頃の成果を発表する場にもなりますので、是非ご参加くださいね。

 

音読の効果

 
「音読をすると、楽しい気分になる」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
実は音読には、幸せホルモンとも呼ばれるセロトニンを分泌する効果があります。

また、文章を声に出して読むことで脳が全面的に活性化するという研究結果があり、音読は高齢者の認知症対策にも取り入れられています。
音読の効果は脳科学でも証明されているのです。

大人の方も子供たちと一緒に、音読を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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